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金のネックレスや指輪を長くきれいに使いたいけれど、どんな手入れをすればいいのか分からない。そんな方は多いですよね。
結論から言うと、金の手入れは「使ったらやわらかい布で拭く」が基本です。汚れが気になった時だけ、中性洗剤のぬるま湯で洗えば十分なんです。
この記事では、毎日の拭き方から、ときどきの洗い方、しまい方、品物ごとの注意まで、金の手入れの仕方を順番に紹介します。
金のアクセサリーって、どれくらいの頻度で手入れすればいいんですか?
着けた日に、やわらかい布でさっと拭くだけで大丈夫ですよ。それだけで、変色やくすみのもとになる汗や皮脂をかなり減らせるんです。
金の手入れ方法の基本は「使ったら拭く」
金の手入れでいちばん大事なのは、着けた後にやわらかい布で拭くことです。日本ジュエリー協会(JJA)も4℃も、この方法を案内しています。
JJAのジュエリーQ&Aには「着けた後は柔らかい布で拭いてジュエリー専用ボックスなどに保管するようにしてください」とあります。
4℃も、ゴールドやプラチナなど地金だけのジュエリーは、着用後にやわらかい布で拭き取るよう案内しています。変色やくすみを感じた時には「プラスケア」が必要、という考え方です。
なぜ拭くことが大事かというと、金の変色の多くは表面に残った汗や皮脂、化粧品がきっかけになるからです。
18金や10金などの金合金は、混ぜてある銀が硫化で黒く、銅が酸化で赤くなることがあります(JJA)。拭いて汚れを残さないことが、そのまま変色の予防になるんですね。
| 手入れ | タイミング | やること |
|---|---|---|
| 毎日の手入れ | 着けた日 | やわらかい布で汗や皮脂を拭く |
| ときどきの手入れ | くすみや汚れが気になった時 | 中性洗剤のぬるま湯で洗い、水分を拭き取る |
| しまう時 | 毎回 | 1点ずつ分けて、重ならないようにする |
| プロのメンテナンス | 気になった時・数年に一度 | 店のクリーニングや新品仕上げを利用する |
金の変色がなぜ起こるかは、金の変色の原因とお手入れで詳しく紹介しています。
拭く布はどんなものがいい?
拭く布は、毛羽立ちにくく、研磨剤の入っていないやわらかいものを選びましょう。メガネ拭きのような、なめらかな布が使いやすいですよ。
ゴシゴシこすらず、表面をなでるように拭くのがコツです。布の汚れた面で拭き続けないよう、ときどき面を変えてみてください。
汚れが気になる時の金の洗い方
布で拭いても、なんだかくすんだままです。洗ってもいいんでしょうか?
石の付いていない金なら、中性洗剤のぬるま湯で洗う方法を4℃が案内していますよ。すすぎと水分取りを丁寧にすれば大丈夫です。
4℃は、変色を感じた時や輝きを失ったように感じた時の「プラスケア」として、次の方法を案内しています。金製品の手入れも、この流れが基本になります。
- 専用クリーナーまたは中性洗剤を入れたぬるま湯を用意する
- 金のアクセサリーをつけて、やわらかいブラシで優しく磨く
- 真水につけて、洗剤をすすぐ
- やわらかい布で、水分をすべて拭き取る

JJAは、水洗いした後はよく拭いて水分が残らないようにし、天日干しや自然乾燥、ドライヤーの使用は避けるよう案内しています。
洗う時の小さなコツ
洗面所で洗う時は、排水口に栓をするか、ネットをかけておくと安心です。小さなピアスやチェーンは、手からすべって流れてしまうこともあるんです。
洗うのは1点ずつにして、ほかのアクセサリーとぶつからないようにします。チェーンは留め具を留めておくと、絡まりにくくなりますよ。
洗う頻度に決まりはありません。くすみが気になった時だけで十分なので、気負わずにやってみてください。
金を磨く時の詳しいコツは、金の磨き方で紹介しています。
金変色の手入れで避けたいもの
変色が気になると、強い方法を試したくなりますよね。でも、次のようなものは金を傷めるおそれがあります。
- 歯磨き粉や研磨剤入りのクロス・クリーム
- 硬いブラシや金属たわし
- 塩素系漂白剤や家庭用の強い洗剤
- 重曹やお酢、クエン酸、レモン汁などに浸けたりこすったりする方法
塩素系の洗剤は、JJAが変色の原因になると説明しています。
重曹やお酢で黒ずみを落とす方法は、なんぼやとおたからやが紹介しています。ただ、ブランドの公式案内にはこうした方法は見当たらないので、当サイトではおすすめしていません。
金を長くきれいに保つしまい方
金は1点ずつ分けて、重ならないようにしまいます。直射日光と湿気を避けて、乾燥剤を入れておくとさらに安心です。
しまい方については、ブランドや業界団体がそろって「分けて保管」を勧めています。
| 案内している所 | しまい方のポイント |
|---|---|
| 日本ジュエリー協会 | 専用ボックスなどに保管し、ジュエリー同士が重ならないように |
| 4℃ | 1点ずつ保管、直射日光を避ける、乾燥剤を入れる、ときどき出して布で拭く |
| ミキモト | 留金やピンを留め、1つずつ分けて保管。持ち歩く時はジュエリーポーチ |
| スタージュエリー | 使った後は布で拭いてから、1点ずつ個別にビニール袋へ。日光や高温多湿を避ける |
| カルティエ | 購入時のボックスに個別に収納し、閉じた状態で保管 |
重ねてしまうと、こすれ合って細かい傷が付きます。チェーンは絡まると切れる原因にもなるので、留め具を留めてから袋に入れておきましょう。
実は、4℃の「ときどきケースから出して布で拭く」も大事なポイントです。しまいっぱなしにせず、たまに様子を見てあげてくださいね。
ジュエリーボックスがないんですが、何に入れておけばいいですか?
スタージュエリーが案内しているように、1点ずつ小さなビニール袋に入れるだけでも大丈夫ですよ。チャック付きの袋なら、空気にも触れにくくなります。
保管の方法は、金の保管方法でさらに詳しく紹介しています。
金のアクセサリーを外したい場面
『着けたままのほうが失くさないし楽』という気持ちも分かります。ただ、場面によっては外しておいたほうが、金は長持ちします。
| 場面 | 外したい理由 | 案内している所 |
|---|---|---|
| お風呂・シャワー・手洗い | 水や石けんに触れる | カルティエ・4℃ |
| 温泉 | 硫黄分は特にシルバー製品で厳禁 | 日本ジュエリー協会・4℃ |
| プール・海 | 塩素や海水で輝きが失われる恐れ | カルティエ・4℃ |
| 洗い物・掃除 | 洗剤や塩素系の洗剤が付く | スタージュエリー・4℃ |
| スポーツ・寝る時 | ぶつけたり、汗をかいたりする | スタージュエリー |
| 化粧・ヘアスプレー・香水 | 付着すると変色や退色の原因に | ミキモト・カルティエ |

すべてを毎回守るのは大変ですよね。まずは「お風呂と家事の時は外す」から始めてみるだけでも、違いが出てきますよ。
夏や汗をかいた日の手入れ
JJAは、夏を過ごしたジュエリーには、汗や日焼け止め、化粧品などがたくさん付いている可能性があると案内しています。暑い季節は、いつもより汚れがたまりやすいんです。
例えばこんな場面です。夏のあいだ毎日ネックレスを着けて、帰ったらそのままトレーに置いていた。秋になって見たら、留め具のあたりがくすんでいた、ということはよくあります。
汗をかいた日は、外したらすぐに布で拭いておきましょう。季節の変わり目に、一度ぬるま湯で洗ってあげるのもおすすめです。
品物別:金のアクセサリーの手入れの仕方
ネックレスと指輪とピアスで、手入れの仕方は違いますか?
基本は同じで「拭く・ときどき洗う・分けてしまう」です。ただ、汚れがたまる場所が違うので、そこを少し意識してあげるといいですよ。
金のアクセサリーの手入れは、品物によって気をつけたい場所が少しずつ違います。
| 品物 | 汚れがたまりやすい所 | 手入れのポイント |
|---|---|---|
| ネックレス | 留め具・チェーンのすき間 | 留め具を留めて洗う。絡まないよう分けてしまう |
| 指輪 | 内側・石の裏側 | 手洗いや家事の前に外す。内側も拭く |
| ピアス | ポスト・キャッチ | 外したら拭く。片方を失くさないようペアでしまう |
| 腕時計 | ベルトのすき間 | 乾いた布で拭く。水洗いは防水性を確かめてから |
指輪は、手洗いや家事のたびに洗剤や水に触れやすい品です。カルティエは、シャワーや手洗いの前に外すよう案内しています。
ピアスは、ポストやキャッチに汗や皮脂がたまりやすい品です。外したらポストまで布で拭いて、片方だけ失くさないよう、ペアで同じ袋に入れておきましょう。
腕時計は、時計ごとに防水の性能が違います。金の部分を水で洗う前に、取扱説明書やメーカーの案内を確かめてくださいね。
18金・14金・10金で手入れは変わる?
金の品位によって、混ぜてある割り金の量は違います。JJAの規定(JIS H6309)では、金の割合は千分率で次のとおりです。
| 品位 | 金の割合(千分率) | 手入れの考え方 |
|---|---|---|
| 18金(K18) | 750 | 基本の手入れでOK |
| 14金(K14) | 585 | 基本の手入れでOK。割り金が18金より多い |
| 10金(K10) | 416 | 基本の手入れでOK。拭く習慣を少し丁寧に |
14金の手入れも、18金と同じく「拭く・ときどき洗う・分けてしまう」で大丈夫です。割り金が多い品ほど、変色のもとになる銀や銅も多く入っているので、拭く習慣を大事にしてみてください。
金製品(盃・スプーン・置物)の手入れ
アクセサリー以外の金製品の手入れも、考え方は同じです。やわらかい布で拭き、汚れが気になる時は中性洗剤のぬるま湯でやさしく洗って、水分を拭き取ります。
ただ、金縁の器や金箔の工芸品は、金の層がとても薄いものです。こすらず、器の取扱い表示やメーカーの案内に従ってください。食器の金については、金の食器が変色したら?で詳しく紹介しています。
18金・10金それぞれの手入れは、18金のお手入れ方法と10金のお手入れ方法で詳しく紹介しています。
メッキ・ホワイトゴールド・石付きの金の注意
金メッキやホワイトゴールドは、表面に薄い層があるので、こすりすぎないことが大事です。石が付いた品は、石の種類によって洗えないものもあります。
ショップで「アクセサリー ゴールドカラー」とだけ表示されている品は、金ではなくメッキなどの場合もあります。素材が分からない時は、刻印や購入時の説明を確かめておきましょう。
金メッキかどうか、見た目で分かりますか?
見た目だけで見分けるのは難しいんです。まずは刻印や表示を見て、「GP」や「コーティング」の文字がないか確かめてみてくださいね。
- 「K18」「K14」「K10」など、品位の刻印があるか
- 「GP」「コーティング」「GIP」など、表面加工の表示がないか
- 「GF」「1/20」など、金張りの表示がないか
- 購入時の保証書や説明書きに素材が書かれているか
| 素材・品物 | 手入れの注意 |
|---|---|
| 金メッキ・18金コーティング | 布でそっと拭くのが基本。研磨剤や歯ブラシは金の層を削る(買取大吉の説明) |
| ホワイトゴールド | 表面のロジウムコーティングが使ううちに弱まる(4℃)。こすりすぎない |
| パール付き | 中性洗剤も水やお湯も使わず、布で拭くだけ(4℃) |
| エメラルド・オパール・サンゴなど | 布で拭くだけ(4℃) |
4℃は、ホワイトゴールドを購入から1年以内なら無償で再コーティングすると案内しています。黄色っぽさが気になってきたら、購入店に相談してみてください。
JJAによると、超音波洗浄は貴金属だけのジュエリーにはほぼ問題なく効果がありますが、宝石によっては欠けたり割れたりすることがあります。ミキモトも、自分で使うとまれに爪が緩み、宝石が外れることがあると注意しています。
よくある相談:金の手入れQ&A
Yahoo!知恵袋には、金の手入れについての相談がたくさん寄せられています。よくある3つを要約して答えてみますね。
10金とシルバーなら、どちらが手入れが楽?
シルバーのほうが変色しやすいけれど、クリーニング液につければ戻るから、10金より手入れが楽なのでは、という相談です。
どちらも、使った後に拭いておくのがいちばん楽な手入れです。10金は割り金が多いので変色することもありますが、拭く習慣があれば、強い液に頼る場面はぐっと減らせますよ。
14金の黒ずみを、クエン酸やオキシドールで手入れしてもいい?
14金のアクセサリーの黒ずみを、家にあるクエン酸やオキシドールで落としてもいいか、という相談です。
クエン酸などで落とす方法を紹介している買取店もありますが、ブランドの公式案内には見当たりません。当サイトでは、中性洗剤のぬるま湯で洗う方法をおすすめしています。
18金のアクセサリーも黒ずんだり濁ったりする?
18金でも輝きがなくなったり、黒ずんだりするのか、手入れはどうするのか、という相談です。
18金も割り金の銀や銅が反応するので、黒ずんだり赤っぽくなったりすることはあります。使った後に拭いて、気になる時だけ洗う、という基本の手入れで十分きれいに保てます。
店のメンテナンスと、使わなくなった金
家の手入れで戻らないくすみや傷は、ジュエリー店に任せるのが安心です。JJAは、専門店の「新品仕上げ」で、地金の変色や傷の磨き直し、緩んだ爪の直しを職人が行うと案内しています。
| ブランド | 公式で案内されているメンテナンス |
|---|---|
| 4℃ | 全国の店舗で専用洗浄機によるクリーニング(基本無償・状態により有償)。細かい傷の磨きは有償 |
| スタージュエリー | 店頭で無料のクリーニング。3年間の無料修理保証(通常使用の不具合) |
| ミキモト | MIKIMOTO製なら簡単なクリーニングから磨き直し・サイズ直しまで店舗で受付 |
いずれも、そのブランドの製品が対象です。JJAは、日常よく使うジュエリーは購入した販売店などで半年から1年ごとに点検することも勧めています。
- 購入したブランドや店がどこか、保証書が手元にあるか
- 石の緩みや、チェーンの切れかけなど、変色以外に気になる所はないか
- ホワイトゴールドなら、いつごろ購入したか(4℃は1年以内なら再コーティング無償)
- クリーニングだけか、磨き直しまで頼みたいか
店に預ける時は、変色が気になる場所を先に伝えておくと話が早いですよ。料金がかかる作業かどうかも、その場で確かめておくと安心です。
きちんと手入れしてきたけれど、もう着けなくなった金のアクセサリーもあるんです。
そういう品もありますよね。金は変色していても、品位と重さで価値が決まります。使わないなら、無理に磨かずそのまま査定に出すこともできますよ。
おたからやは、手を加えずにそのままの状態で持ち込むのがおすすめで、気になるならやわらかい布で軽く拭く程度に、と案内しています。
一方で買取大吉は、ブランドジュエリーのようにそのまま再販できる品は、傷や汚れがマイナス査定になる可能性があるとも書いています。地金として評価される品は状態の影響が小さく、再販される品は状態が影響することもある、と覚えておきましょう。
お手入れしても使わなくなった金があるなら、査定で今の金額を確かめてみるのも一つの方法です。
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使わなくなった金は、磨かずにそのまま査定へ
黒ずみや変色があっても、金の価値は品位と重さで決まります。ネックレスや指輪はもちろん、ちぎれたチェーンや刻印のない金も無料で査定を受けられ、無理に磨く必要はありません。
査定料無料公式サイトで買取価格を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件・必要書類は公式サイトで確認してください。
よくある質問
金の手入れは毎日必要ですか?
着けた日に、やわらかい布で汗や皮脂を拭くだけで十分です。洗うのは、くすみや汚れが気になった時だけでかまいません。
金のアクセサリーは水で洗っても大丈夫ですか?
石の付いていない金なら、中性洗剤のぬるま湯で洗い、真水ですすいで水分を拭き取る方法を4℃が案内しています。パールなど水に弱い石が付いている品は、布で拭くだけにしましょう。
14金の手入れは18金と違いますか?
手入れの仕方は同じです。14金は18金より割り金が多いので、使った後に拭く習慣を少し丁寧にしておくと安心です。
金を保管する時のポイントは何ですか?
1点ずつ分けて、重ならないようにしまいます。直射日光と湿気を避け、乾燥剤を入れておくと安心です。
家の手入れで戻らない時はどうすればいいですか?
ジュエリー店のクリーニングや新品仕上げに相談するのがおすすめです。購入したブランドの店舗で受け付けていることが多いので、問い合わせてみてください。
まとめ
- 金の手入れの基本は、着けた後にやわらかい布で拭くこと
- 汚れが気になる時だけ、中性洗剤のぬるま湯で洗い、水分を拭き取る
- 1点ずつ分けて、直射日光と湿気を避けてしまう
- お風呂・温泉・プール・家事・化粧の時は外すのがブランドの案内
- 研磨剤・塩素系漂白剤・硬いブラシは避け、戻らない時は店に相談する







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