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金のネックレスや指輪がくすんできたので、家で磨いてきれいにしたい。でも、何を使えばいいのか、傷を付けないか、迷いますよね。
結論から言うと、金の磨き方の基本は「やさしく洗って、しっかり乾かして、やわらかい布で拭き上げる」の3つです。ゴシゴシこする必要はなく、むしろこすらないほうが金はきれいに保てるんです。
この記事では、家でできる金を磨く方法の手順と、品物ごとの注意、やってはいけない磨き方を一緒に見ていきます。
金のネックレスがくすんでしまって…。何で磨けばピカピカになりますか?
まずは、やわらかい布と中性洗剤があれば十分ですよ。くすみの多くは汗や皮脂の汚れなので、こするより洗って落とすほうが早いんです。
金の磨き方の基本は「洗う・乾かす・拭く」
金を「磨く」といっても、削ってツヤを出すわけではありません。表面の汚れを洗い落とし、水分を拭き取って、やわらかい布で拭き上げる。これが、ブランドの案内に沿った家でできる磨き方です。
金のくすみや黒ずみの多くは、表面に付いた汗や皮脂、化粧品の汚れです。日本ジュエリー協会(JJA)も、化粧品や薬品、塩素系の洗剤が変色の原因になると説明しています。
そして、18金や10金などの金合金は、混ぜてある銀が硫化で黒く、銅が酸化で赤くなることもあります。こうした色の変化と汚れが重なって、「くすんだ」と感じることが多いんです。
ジュエリーブランドの4℃は、地金だけのジュエリーは着用後にやわらかい布で拭き取り、変色やくすみが気になった時は「プラスケア」として洗うよう案内しています。
| くすみの程度 | おすすめの磨き方 |
|---|---|
| 少し曇っている | やわらかい布で拭き上げる |
| 指紋や皮脂でくすんでいる | 中性洗剤のぬるま湯で洗ってから拭く |
| 全体が黒っぽい・赤っぽい | 洗って様子を見る。戻らなければ店に相談 |
| 細かい傷で光らない | 家では直せない。店の新品仕上げに相談 |
金の変色がなぜ起こるのかは、金の変色の原因とお手入れで詳しく紹介しています。
金を磨く前に準備するもの
『特別な道具がいるのでは?』と思う方も多いはずです。実は、家にあるものでほとんどそろいます。
| 準備するもの | 使い方 | 選ぶ時のポイント |
|---|---|---|
| やわらかい布 | 拭き上げ・水分取り | 毛羽立ちにくい、研磨剤の入っていない布 |
| 中性洗剤 | 汚れを浮かせる | 台所用の中性洗剤を少しだけ |
| ぬるま湯 | 洗う時に使う | 熱すぎない、手で触れて心地よい温度 |
| やわらかいブラシ | すき間の汚れ落とし | 毛先のやわらかいもの |
| 小さな器 | 洗剤液を入れる | 品物が全部つかる大きさ |
4℃は「専用クリーナーまたは中性洗剤を入れたぬるま湯」と案内しています。ジュエリー用の専用クリーナーを使う場合は、その商品の説明に従ってくださいね。
専用クリーナーは買ったほうがいい?
ジュエリー用の専用クリーナーがなくても、金を磨くことはできます。4℃も「専用クリーナーまたは中性洗剤」としていて、どちらかがあれば大丈夫なんです。
ブランドのジュエリーなら、そのブランドのお手入れの案内に合わせると安心ですね。
市販の液体クリーナーを使う時は、使える素材や石の種類が商品に書かれているはずです。金以外の素材が混ざった品は、表示をよく読んでから使ってみてください。
布の選び方や使い方は、金を磨く布(クロス)の選び方と使い方でも詳しく紹介しています。
洗面所で作業する時は、排水口に栓をするか、ネットをかけておくと安心です。小さなピアスやチェーンの留め具は、手からすべって流れてしまうこともあるんです。
金を磨く方法の手順
洗うのって、ジュエリーを傷めたりしませんか?
地金だけのジュエリーなら、中性洗剤のぬるま湯で洗う方法はブランドも案内していますよ。ポイントは、こすらず、すすぎと水分取りを丁寧にすることです。
金製品の磨き方を、4℃の案内をもとに手順にまとめました。石が付いていない金のアクセサリーや金製品なら、この流れで大丈夫です。
- 小さな器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を少し溶かす
- 金のアクセサリーをつけて、汚れをゆるめる
- やわらかいブラシで、表面とすき間を優しくなでる
- 真水につけて、洗剤をしっかりすすぐ
- やわらかい布で、水分をすべて拭き取る
- 乾いた別の布で、全体をやさしく拭き上げる

すすぎが足りないと、洗剤が残って逆にくすみの原因になることがあります。真水に何度かつけ直すくらいの気持ちで、しっかりすすいでみてください。
水分を拭き取る時も大事なところです。JJAは、水洗いした後はよく拭いて水分が残らないようにし、天日干しや自然乾燥、ドライヤーは避けるよう案内しています。
水で洗えない時は「拭き上げ」だけでも
出先や忙しい日など、洗う時間がない時もありますよね。そんな時は、乾いたやわらかい布で表面をなでるように拭き上げるだけでも、指紋や皮脂のくすみはかなり取れます。
布は同じ面ばかり使わず、汚れが付いたら面を変えてみてください。汚れた面でこすり続けると、付いたほこりで細かい傷が付くことがあるんです。
チェーンやすき間の多い品を磨くコツ
ネックレスのチェーンは、輪と輪のすき間に汚れがたまりやすいものです。ブラシは一方向にそっと動かし、チェーンを引っぱらないようにしましょう。
細いチェーンは、絡まないよう留め具を留めてから洗うと扱いやすくなります。拭く時も、布で包んで軽く押さえるようにすると、引っかかりにくいですよ。
金のアクセサリーを毎日磨く必要はある?
『毎回洗わないといけないの?』と思いますよね。そんなことはありません。
ふだんは使った後に布で拭くだけで十分です。洗うのは、くすみや汚れが気になった時だけでかまいません。
磨いたきれいさを長持ちさせるコツ
せっかく磨いた金も、汗が付いたまましまうと、またくすんできます。磨いた後のツヤを保つには、着ける場面と、しまい方を少し意識するのが効果的です。
- 使った後は、やわらかい布で汗や皮脂を拭き取る
- お風呂や温泉、プール、洗剤を使う家事の時は外す
- 化粧品や香水、ヘアスプレーは、アクセサリーを着ける前に済ませる
- 1点ずつ分けて、重ならないようにしまう
ミキモトは、化粧品やヘアスプレー、香水がジュエリーに付くと、輝きが失われたり変色したりする原因になると案内しています。身支度の最後にアクセサリーを着ける順番にすると、汚れが付きにくくなりますよ。
しまい方は、JJAが「ジュエリー同士が重なり合って傷が付かないよう」注意しています。4℃は、乾燥剤を入れて直射日光を避けることも勧めています。
毎日のお手入れについては、金のお手入れ方法でまとめています。
品物ごとの磨き方の注意
石が付いている品、メッキの品、ホワイトゴールドは、地金だけの金と同じように洗ってよいとは限りません。品物に合わせて、磨き方を変えましょう。
金のアクセサリーの磨き方は、素材や付いている石によって変わります。代表的なものを表にしておきますね。
| 品物 | 磨き方の注意 |
|---|---|
| 地金だけの18金・10金など | 中性洗剤のぬるま湯で洗い、布で拭き上げる |
| パールが付いている | 水や洗剤は使わず、布で拭くだけ(4℃の案内) |
| エメラルド・オパール・サンゴなど | 布で拭くだけにする(4℃の案内) |
| ダイヤモンドなど水洗いできる石 | 爪の緩みに注意しながらやさしく洗う |
| 金メッキ・18金コーティング | こすらず、布でそっと拭くだけを基本に |
| ホワイトゴールド | 表面のロジウムメッキを削らないよう、やさしく扱う |
石が付いているジュエリー
4℃は、パールは中性洗剤も水やお湯も使わず、布で拭くだけにするよう案内しています。エメラルドやターコイズ、オパール、サンゴ、コハクなども同じく布で拭くだけです。
JJAは、宝石を留めている爪が摩耗したり変形したりすると、宝石が外れることがあると注意しています。よく使うジュエリーは、購入した販売店などで半年から1年ごとに点検することを勧めていますよ。
JJAによると、超音波洗浄は貴金属だけのジュエリーにはほぼ問題なく効果がある一方、宝石によっては欠けたり割れたりすることがあります。ミキモトも、自分で超音波洗浄機を使うとまれに爪が緩み、宝石が外れることがあると注意しています。石付きは販売店に相談してから使いましょう。
金メッキ・ホワイトゴールド
金メッキは、別の金属の上に金を薄くのせたものです。買取大吉は、研磨剤入りのクロスや歯ブラシ・歯磨き粉は金メッキ層を削る原因になると説明しています。
ホワイトゴールドは、表面にロジウムメッキをかけて仕上げるのが一般的です。4℃によると、使ううちにこのコーティングが弱まっていくので、強くこするのは避けてください。
ピンクゴールドや10金など、割り金の多い金
ピンクゴールドは、JJAの規定で「割り金の銅比率が高い、やや赤みのある金合金」とされています。10金は、金の割合が千分率で416と、18金の750より割り金が多い金です。
割り金が多いと、そのぶん変色のもとになる銀や銅も多く入っています。磨き方は同じですが、使った後に拭く習慣を少し丁寧にしておくと、磨く回数そのものを減らせますよ。
18金ならではの磨き方は、18金の磨き方で詳しく紹介しています。
やってはいけない金の磨き方
ネットで、歯磨き粉で磨くとピカピカになるって見たんですが…。
歯磨き粉は研磨剤が入っていることが多いので、金には使わないでくださいね。表面に細かい傷が付いて、かえって光らなくなることがあるんです。
金をきれいにしようとして、かえって傷めてしまう方法もあります。ブランドや買取店の案内で、避けるよう書かれているものをまとめました。
- 歯磨き粉や研磨剤入りのクロス・クリームで磨く
- 硬いブラシや金属たわしでこする
- 塩素系漂白剤や家庭用の強い洗剤に浸ける
- 自然乾燥させて水分を残したままにする
おたからやは、避けたい方法として「研磨剤入り歯磨き粉での擦り洗い」「塩素系漂白剤」「硬いブラシでの擦り洗い」を挙げています。買取大吉も、塩素系漂白剤や研磨剤、歯磨き粉は避けるよう案内しています。
アルコールで拭いて磨いてもいい?
手指の消毒用アルコールで金を拭いていいか、気になる方もいますよね。実は、公的機関やジュエリーブランドの案内は見つかっていません。
おたからやは、ゴールドやプラチナの地金部分は基本的にアルコールで拭き取ることができ、特殊なメッキ加工がない限り品質に影響はない、と説明しています。一方で、アルコール入りの除菌シートは繊維で細かい傷が付く可能性があるので避けたほうがよい、とも書いています。
買取大吉も、サンゴやパール、オパール、エメラルドなどの石はアルコールでの消毒に注意するよう案内しています。磨く目的なら、アルコールより中性洗剤と布のほうが安心です。
重曹やお酢で磨く方法は?
重曹やお酢、レモン汁で金の黒ずみを落とす方法は、なんぼやとおたからやが紹介しています。
ただ、4℃やミキモト、カルティエなどのブランドの公式案内には、こうした方法は見当たりませんでした。石やメッキを傷めるおそれもあるので、当サイトではおすすめしていません。
おたからやのFAQにも「無理に磨いたり薬品で洗浄すると、表面を傷つけたり色味を損ねてしまう恐れがあります」と書かれています。

よくある相談:金の磨き方Q&A
Yahoo!知恵袋には、金の磨き方についての相談がたくさん寄せられています。よくある3つを要約して答えてみますね。
金を磨くには何を使えばいい?
金のネックレスのくすみを戻したい、シルバーなら歯磨き粉で磨く人もいるけれど金はどうするのか、という相談です。
金なら、やわらかい布と中性洗剤、ぬるま湯で十分です。歯磨き粉は研磨剤で表面を傷めるので、金には使わないでおきましょう。
18金を金属用の研磨剤で磨きすぎると剥げる?
18金を金属用の研磨剤で磨きすぎると「金が剥げる」と聞いたけれど本当か、という相談です。
18金は全体が金合金なので、メッキのように金の層が剥げるわけではありません。ただ、研磨剤は表面を削るので、細かい傷が増えたり、刻印や模様が薄くなったりすることはあります。
金メッキの品なら、研磨剤で金の層そのものが取れてしまいます。素材が分からない時ほど、研磨剤は使わないほうが安心です。
18金を磨いたら色が薄くなった?
イエローゴールドの18金のネックレスを磨いたら、留め具のあたりの色が薄くなった気がする、という相談です。
もしその品が金メッキだったなら、磨いて金の層が薄くなった可能性があります。18金の地金なら、表面の汚れが落ちて色味が変わって見えただけのこともあります。気になる時は、購入店で素材を確かめてもらってくださいね。
金の腕時計も、アクセサリーと同じように洗って磨いていいですか?
時計は防水の性能が品物によって違うので、水で洗う前に取扱説明書やメーカーの案内を確かめてくださいね。ふだんは乾いた布で拭くだけで大丈夫ですよ。
金の腕時計のお手入れは、金の腕時計が変色した時は?で詳しく紹介しています。
磨いても戻らない時はどうする?
洗って拭き上げても色が戻らない時は、家で磨き続けるのはやめて、プロに任せるのがおすすめです。
- 汗や皮脂の汚れを洗って落とす
- 水分を拭き取って、布で拭き上げる
- 着ける場面としまい方を工夫する
- 細かい傷を消してツヤを戻す
- 緩んだ爪や石の留め直し
- ホワイトゴールドのロジウムメッキのかけ直し
JJAは、専門店では「新品仕上げ」として、地金の変色や傷の磨き直し、緩んだ爪の直しを職人が行うと案内しています。数年に一度でもしてもらうと、新品のような状態を保てるそうです。
| 相談先 | 公式で案内されていること |
|---|---|
| 4℃ | 全国の店舗で専用洗浄機によるクリーニング(基本無償・状態により有償)。細かい傷の磨きは有償 |
| スタージュエリー | 店頭で無料のクリーニング |
| ミキモト | MIKIMOTO製なら簡単なクリーニングから磨き直しまで店舗で受付 |
いずれも、基本はそのブランドの製品が対象です。購入したお店に問い合わせてみてください。
黒ずみの落とし方は、金の黒ずみの原因と取り方でも詳しく紹介しています。
磨いても使う予定がない金なら、無理に磨く必要はありません。おたからやは、手を加えずにそのままの状態で持ち込むのがおすすめで、気になる時はやわらかい布で軽く拭く程度に、と案内しています。
一方で、買取大吉は、ブランドジュエリーのようにそのまま再販できる品は、傷や汚れがマイナス査定になる可能性があるとも書いています。地金として評価される品は状態の影響が小さく、再販される品は状態が影響することもある、と覚えておくと安心です。
お手入れしても使わなくなった金があるなら、査定で今の金額を確かめてみるのも一つの方法です。
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使わなくなった金は、磨かずにそのまま査定へ
黒ずみや変色があっても、金の価値は品位と重さで決まります。ネックレスや指輪はもちろん、ちぎれたチェーンや刻印のない金も無料で査定を受けられ、無理に磨く必要はありません。
査定料無料公式サイトで買取価格を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件・必要書類は公式サイトで確認してください。
よくある質問
金を磨くのにいちばん簡単な方法は何ですか?
やわらかい布で拭き上げるのがいちばん簡単です。汚れが気になる時は、中性洗剤を少し入れたぬるま湯で洗い、真水ですすいで、水分を拭き取ってから拭き上げてください。
金のアクセサリーを歯磨き粉で磨いてもいいですか?
おすすめしません。歯磨き粉には研磨剤が入っていることが多く、表面に細かい傷が付いたり、メッキの品なら金の層が削れたりします。
金を磨く布は何でもいいですか?
毛羽立ちにくい、研磨剤の入っていないやわらかい布を選びましょう。メッキやホワイトゴールドは表面の層を削らないよう、特にやさしく拭いてください。
石が付いた金の指輪も洗っていいですか?
石によります。パールやエメラルド、オパール、サンゴなどは布で拭くだけにするよう4℃が案内しています。迷う時は購入した販売店に相談しましょう。
磨いても黒ずみが取れない時は?
家で磨き続けると傷が増えるので、ジュエリー店の新品仕上げやクリーニングに相談するのがおすすめです。
まとめ
- 金の磨き方の基本は「洗う・乾かす・拭く」で、こすらないことが大事
- 中性洗剤のぬるま湯、やわらかいブラシ、やわらかい布があれば十分
- 石付き・メッキ・ホワイトゴールドは品物に合わせて扱いを変える
- 歯磨き粉・研磨剤・硬いブラシ・塩素系漂白剤は使わない
- 戻らない時は店の新品仕上げへ。使わない金は磨かずそのままで







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