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金のアクセサリーを拭こうと思ったら、売り場には「金磨きクロス」「ジュエリークロス」「メガネ拭き」などいろいろな布が並んでいて迷いますよね。『どれで磨いても同じじゃないの?』と思う方も多いはずです。
結論から言うと、毎日の手入れに使う金を磨く布は、研磨剤の入っていないやわらかい布がいちばん安心です。研磨剤入りのクロスは、使う品と場面を選ぶ道具なんです。
ここでは、布の種類の違いから、選び方と使い方、使わないほうがいい場面までお話しします。
金磨きクロスを買えば、金の黒ずみはなんでも取れるんでしょうか?
クロスにも種類があるんです。研磨剤入りのクロスは表面を削って光らせるものなので、メッキの品やホワイトゴールドには向きません。まずは違いを知っておきましょう。
金を磨く布は大きく2種類
金を磨く布は「研磨剤の入っていないやわらかい布」と「研磨剤入りのクロス」に分かれます。ブランドや業界団体が日常の手入れで案内しているのは、やわらかい布で拭く方法です。
JJA(日本ジュエリー協会)は、着けた後はやわらかい布で拭いて保管するよう案内しています。4℃も、ゴールドやプラチナなど地金だけのジュエリーは、着用後にやわらかい布で拭き取るよう勧めています。
一方、売り場で「金磨き」とうたうクロスには、研磨剤が含まれているものがあります。研磨剤は、表面をごく薄く削ることでつやを出すものなんです。
- 汗や皮脂を拭き取る、毎日の手入れ向き
- 金・メッキ・ホワイトゴールドにも使いやすい
- 表面を削らない
- 表面を削ってつやを出す
- メッキやコーティングの層を削ってしまう
- 使える品と回数を選ぶ
どちらを買えばいいか迷ったら、まずは研磨剤の入っていない布を1枚用意してみてください。パッケージに「研磨剤不使用」などの表示があるかどうかで見分けられます。
金を磨く布の選び方
『結局、どんな布を選べばいいの?』と迷いますよね。布ごとの向き不向きをまとめると、次のようになります。
| 布の種類 | 金に使える? | 選ぶ時・使う時のポイント |
|---|---|---|
| メガネ拭きのようななめらかな布 | 使いやすい | 研磨剤が入っていないことを確かめる |
| 研磨剤なしのジュエリークロス | 使いやすい | 毎日の拭き取り用に1枚あると便利 |
| 研磨剤入りの金磨きクロス | 品を選ぶ | メッキ・ホワイトゴールドには使わない。地金の品も強くこすらない |
| 銀磨き用のクロス | 金には使わない | 銀の黒ずみ用の道具なので、金用と分けておく |
| アルコール入りの除菌シート | 避ける | おたからやは、繊維が貴金属に細かな傷を付けるおそれがあると説明 |
選ぶ時に大事なのは、「やわらかいこと」「研磨剤が入っていないこと」「毛羽立ちにくいこと」の3つです。毛羽立つ布は、チェーンや爪に繊維が引っかかりやすいので気を付けましょう。
1枚目と2枚目を分けておくと便利
布を2枚用意して、洗った後の水分取り用と、乾いた後の拭き上げ用に分けておくと便利です。水分取り用の布で拭き上げると、湿り気が残りやすいんですね。
金を磨く布の使い方
布で拭く時に、何か気を付けることはありますか?
力を入れずに、なでるように拭くことです。強くこすると、布に付いた細かいほこりで傷が付くこともあるんですよ。
金を磨く布の使い方は、とてもシンプルです。ポイントは、拭く前にほこりを落とすことと、布の面を替えながら拭くことです。
- 汚れが気になる時は、先に中性洗剤のぬるま湯で洗って水分を拭き取る
- 布を指に巻くように持ち、表面をなでるように拭く
- チェーンは布ではさみ、少しずつずらしながら拭く
- 指輪は布を内側に通して、内側も拭く
- 布が黒くなってきたら、きれいな面に替えて仕上げる

汚れたまま布でこすると、ほこりや砂のような粒で表面をこすることになります。くすみが気になる時は、4℃が案内しているように、中性洗剤のぬるま湯で洗ってから拭くのがおすすめです。
洗い方の手順は、金の磨き方で詳しく紹介しています。
研磨剤入りクロスを使ってはいけない金
金メッキや18金コーティング、ホワイトゴールドには、研磨剤入りのクロスを使わないようにしましょう。表面の薄い層を削ってしまうおそれがあります。
研磨剤入りのクロスは、表面を削ってつやを出す道具です。表面に薄い層がある品に使うと、その層まで削ってしまうことがあるんです。
- 金メッキ・18金コーティングの品(金の層が削れる)
- ホワイトゴールド(表面のロジウムめっきが削れる)
- 宝石が付いた品(石の種類によっては表面を傷めるおそれ)
- 素材がはっきり分からない品
買取大吉は、研磨剤入りのクロスや歯ブラシ・歯磨き粉は、金メッキの層を削る原因になるので使わないよう説明しています。メッキの扱いは金メッキ・18金コーティングは変色する?で詳しく紹介しています。
ホワイトゴールドは、表面をロジウムめっきで仕上げるのが一般的です。4℃は、使ううちにロジウムコーティングが弱まると案内しているので、研磨剤で削らないよう気を付けたいですね。
地金の18金や10金なら使っていい?
18金や10金のように中まで金合金の品は、研磨剤入りのクロスで表面がはがれることはありません。ただ、表面を削っていることには変わりないので、毎日の手入れに使うものではないと考えておきましょう。
当サイトでは、普段は研磨剤の入っていない布で拭き、それで戻らないくもりや傷は店の新品仕上げに任せる方法をおすすめしています。18金の磨き方は18金の磨き方でも紹介しています。
布の手入れと替え時
『布は汚れても気にしなくていい』と思いがちですが、金を磨く布も使ううちに汚れがたまります。黒くなった面で拭き続けると、取った汚れをまた付けてしまうことも。
- 黒くなった面は使わず、きれいな面に替えて拭く
- 金用と銀用の布は分けて、混ぜて使わない
- 洗える布は、中性洗剤でやさしく洗ってから乾かす
- 使い終わった布は、ほこりの付かない袋に入れておく
- 毛羽立ってきたら、新しい布に替える
研磨剤入りのクロスは、洗うと研磨剤が落ちてしまうものもあります。洗えるかどうかは、パッケージの説明を確かめてみてください。
よくある相談:金を磨く布(知恵袋の声から)
Yahoo!知恵袋に寄せられた金を磨く布の相談から、3つを要約して答えてみますね。
金磨きクロスで磨くと、金が擦り減って重さが変わる?
金磨きクロスで数回磨いたけれど、金が擦り減ったり、重さが変わったりしないか心配、という相談です。
研磨剤入りのクロスは表面を削ってつやを出すので、ごくわずかでも表面は削られています。どのくらい減るかを示した公的な資料はありませんが、毎日の手入れは研磨剤の入っていない布で拭くほうが安心です。
金磨きクロスで18金のホワイトゴールドを拭いたら、黒っぽくなった
研磨剤入りの金磨きクロスで18金のホワイトゴールドを拭いたら、黒っぽくなったけれど普通のことか、という相談です。
原因はその場では分かりませんが、ホワイトゴールドは表面のロジウムめっきで白く仕上げてあるのが一般的です。
研磨剤でこするのはやめて、購入した店に見てもらいましょう。4℃は、購入から1年以内なら無償で再コーティングすると案内しています。
金属磨き・銀磨き・金磨きのクロスは、何が違う?
金属磨きクロス、銀磨きクロス、金磨きクロスなど種類があるけれど、何が違うのか、という相談です。
それぞれ、想定している金属や研磨剤の有無が商品ごとに違います。金に使う時は、パッケージで研磨剤の有無と対応する素材を確かめ、迷ったら研磨剤の入っていないやわらかい布を選ぶのがおすすめです。
布で戻らない時と、使わなくなった金
布で拭いても、洗っても戻らないくもりや細かい傷は、家では直せません。JJAは、専門店の「新品仕上げ」で、地金の変色や傷の磨き直しを職人が行うと案内しています。
4℃は店舗での専用洗浄機によるクリーニング(基本無償・状態によって有償)と、有償の「磨き」を案内しています。購入したブランドがあるなら、まずそこに相談してみてください。
磨いてもあまり着けない金のアクセサリーがあるんです。
そういう品もありますよね。金は変色していても、品位と重さで価値が決まります。使わないなら、無理に磨かずそのまま査定に出す方法もありますよ。
おたからやは、手を加えずにそのままの状態で持ち込むのがおすすめで、気になるならやわらかい布で軽く拭く程度に、と案内しています。研磨剤で磨き上げる必要はないんです。
ただ、買取大吉は、ブランドジュエリーなどそのまま販売できる品は、傷や汚れがマイナス査定になる可能性があるとも書いています。お手入れしても使わなくなった金があるなら、査定で今の金額を確かめてみるのも一つの方法です。
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使わなくなった金は、磨かずにそのまま査定へ
黒ずみや変色があっても、金の価値は品位と重さで決まります。ネックレスや指輪はもちろん、ちぎれたチェーンや刻印のない金も無料で査定を受けられ、無理に磨く必要はありません。
査定料無料公式サイトで買取価格を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件・必要書類は公式サイトで確認してください。

金の手入れ全体は金のお手入れ方法、変色の仕組みは金の変色の原因とお手入れで紹介しています。
よくある質問
金を磨く布は、メガネ拭きでも大丈夫ですか?
研磨剤が入っていない、なめらかでやわらかい布なら使いやすいです。汚れた面で拭き続けないよう、ときどき面を替えてください。
研磨剤入りの金磨きクロスは使わないほうがいいですか?
金メッキやホワイトゴールドには使わないようにしましょう。地金の金でも表面を削るものなので、毎日の手入れは研磨剤の入っていない布がおすすめです。
金と銀で、磨く布は分けたほうがいいですか?
分けておくのがおすすめです。銀磨き用のクロスは銀の黒ずみ用の道具なので、金の手入れには使わないようにしましょう。
布で拭いても黒ずみが取れません。
中性洗剤のぬるま湯で洗ってから拭いてみてください。それでも落ちない時は、ジュエリー店のクリーニングや新品仕上げに相談しましょう。
まとめ
- 金を磨く布は、研磨剤の入っていないやわらかい布が基本
- 研磨剤入りのクロスは表面を削るもので、メッキやホワイトゴールドには使わない
- 汚れが気になる時は、先に中性洗剤のぬるま湯で洗ってから拭く
- 黒くなった面は替え、金用と銀用の布は分ける
- 布で戻らないくもりや傷は、店の新品仕上げに相談する







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